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幸せなキャリアのために 〜 YOKU STUDIO的キャリア観


こんにちは!YOKU STUDIOです。

私たちは様々な領域(療育、ファッションなど)とのコラボレーションをしていますが、現在「キャリア」部門も、サービス開始のための準備を進めています。

この度、YOKU STUDIOキャリア部門の担当スタッフによるコラムの配信が始まります!


私たちが生きる上で不可欠な「キャリア」の構築を、スピリチュアルの観点を生かしてどうサポートできるのか、考えていきます。

定期配信を予定していますので、ぜひお読みいただけますと嬉しいです✨



 


皆さん、初めまして。 私は現在、公的機関の非常勤として、あらゆる世代の仕事に関する相談業務に従事しています。


この機会に、仕事を通して私が思うYOKU STUDIOの理念をお伝えしていきたいと思います。



・「キャリア」とは?


転職エージェントのテレビCM等でもよく耳にする「キャリア」という言葉。日本でもだいぶ浸透してきましたが、皆さんは「キャリア」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。


恐らく「役職」「肩書き」「会社名・所属先」「スキル」「資格」「年収」といった、履歴書や職務経歴書に記載されるようなものをイメージされた方が多いと思います。その人個人の事を知らなくても外側から見える部分、これらを「外的キャリア」といいます。


そして、「外的キャリア」があるということは、「内的キャリア」もあります。これは平たく言えば、個人の内面の部分、自分の人生や仕事において何に意味や価値を見出すか、どんなことに働き甲斐ややり甲斐を感じるのか、といった部分を指します。


「キャリア」の語源はラテン語で、“轍(わだち)”を意味します。馬車が通った車輪の跡のことです。それになぞらえて「進路、経歴」や「職業」を意味する言葉として使われるようになり、更には「人生の足跡、生き方そのもの」も含まれるようになりました。


つまりキャリアとは、「外的キャリア」と「内的キャリア」の両輪が揃って、はじめてその人を形作るのです。


両輪の大きさが均等であればまっすぐに進むことができますが、片方が大きかったり、あるいは小さかったりすれば、スムーズに前進することはできません。



 

・人が羨むような地位や名誉、収入を得ても、人生に虚しさを感じる。 ・実現したい夢に向けて邁進しているが、実生活は金銭的にも精神的にも余裕がない。


 


2つの例は「外的キャリア」「内的キャリア」が一方に偏りすぎた状態です。このように、キャリアのバランスが崩れた時、人は悩みを抱えるのだと思います。




・幸せな「キャリア」のために「欲」を知ろう


では、幸せな「キャリア」を得る為にはどうしたらいいのでしょうか。


かつては「いい学校に進学すれば大企業に就職できる。大企業に就職すれば一生安泰、経済的にも豊かで、幸せな生活を送ることができる」といった価値観が主流でした。だから学歴や資格で武装する。武器さえ身に着ければ自分は強くなれるような気がする。このように人は幸せを外側へ求めがちです。


もちろん勉強や資格取得が悪いという訳ではありません。ここで重要なのはYOKU STUDIOの理念でもある「欲、生きる」=自分自身の内側に湧き上がるたくさんの「欲」を知る事なのです。


例えば、「人の役に立てる仕事をしたい」と思ったとします。


その人にとって「人の役に立つ」とは、具体的にはどのようなことを指し、どのような形で、どんな分野で人の役に立ちたいのか?等々。自分の中の大切にしたい価値観=欲・エネルギーを知ることで、方向性や必要な「武器」が決まります。


そして内側から湧き上がるエネルギーは力強く柔軟です。本当の自分の望みを知り、覚悟が決まれば、どんな逆境にも冷静に対処することができます。



その例として、人の役に立てる仕事に看護師を選んだとします。看護師になる為には国家資格が必要です。それには看護学校に入学しなければなりません。血を見るのが苦手でも克服しなければなりません。この「欲」から生まれる動機がキャリアを形成していくのです。


この確固たる動機があれば、仮にキャリアを中断(出産・育児)・もしくはキャリアチェンジ(病気等)しなければならない事態に陥った時でも、看護師以外の選択も可能になります。


一方、「一生モノの資格」として看護師を選んだ場合、前述と同じプロセスを辿って看護師になったとしても、果たして自ら積極的に仕事にやり甲斐を見出せるでしょうか。突然キャリアチェンジを余儀なくされた時、途端に武器は意味を持たなくなり、それ以外の選択肢がなければ、人生の意味すら見失ってしまうのです。

自分は何者なのか? どこへ向かいたいのか? どうやってそこへ向かうのか?


「キャリア」とは仕事や人生を通して自分自身を知ること。キャリアの現場ではそれを「自己理解」といいますが、個人的にはこの言葉が好きではありません。そんなインテリぶった言葉(私が勝手に感じているだけですが)、は自分を着飾り、時にきれいな言葉で自分を欺くことさえあると思っています。


それよりも、まずは純粋に自分の内側から湧き上がる欲に、忠実に向き合ってみましょう。それが幸せなキャリアの第一歩です。




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