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【アセンションとは?】宇宙と私たちとをつなぐ、自然なバイオリズム


地球に生きる私たち、とくに日本人が肌感覚で慣れ親しんでいる「四季」は、地球に太陽の光があたる角度が変化することによって生まれます。

地球が、その軸を傾けながら自転し、1年かけて太陽のまわりを公転しているため、そのような変化が起こるのです。
太陽の光があたる角度が変化すると、それに合わせて地面の温まり方も変化するため、気候の移り変わりとしての四季が生まれるわけです。


つまり四季は、1年をひとつのサイクルとする、地球のバイオリズムであり、宇宙のバイオリズムなんですね!

こう聞くと、私たちの当たり前の日常と、宇宙の壮大なスケールとの結びつきを、実感しませんか?

今回は、前回に引き続き、「アセンション」についてお話をしていきたいと思うのですが。

「アセンション」という現象も実は、四季と同じような、宇宙のバイオリズムだと考えられるのです。

(もちろん四季にくらべると、時間性としては、ずっと長大なサイクルのバイオリズムです!)


今回ご紹介するのは、アメリカのチャネラーが唱えた、地球人類のアセンションと、宇宙の普遍的なバイオリズムとを結びつける、面白いアセンション言説です。




・リサ・ロイヤル・ホルトが示した銀河のヴィジョン




リサ・ロイヤル・ホルトは、80年代から活躍するアメリカの著名なチャネラーで、プレアデス星人のサーシャなど、高次存在からのメッセージを伝えてきました。

著書も多く、日本でもセミナーを開くなど、精力的に活動しています。


リサがチャネルするサーシャは、彼女が「第4密度」と呼ぶ世界、プレアデス星に住む宇宙存在です。


プレアデスの世界は、私たちが住む「第3密度」としての、3次元の地球に比べて、より「統合」された世界だと説明されます。

つまり、二元論を乗り越え、愛と調和が実現された、より高次の世界だと言うことです。  (しかし、現在の地球はアセンションが進み、すでに「第3密度」の段階にはないと考えられています。)

2010年から2012年にかけて行われた、リサのイブニングセミナーをまとめた書籍には、サーシャが見た銀河のヴィジョンが示されています。

それは、ディスクのような円盤型で、中心が膨らんだ姿をしています。




 


これが銀河です。みなさんの太陽系はこの銀河のディスクの外側のところにあります。


太陽系は、銀河の周りを、次のような周期で運動しています。

太陽系は銀河のディスクの上を回るときもあれば、ディスクの下を回るときもあります。


この周期は2万6000年の周期です。マヤ暦をご存じの方は、この数字に聞き覚えがあるかもしれません。


この2万6000年の周期が2つに分かれて、1万3000年ずつになります。

太陽系が銀河のディスクの下半分を回るのに1万3000 年かかり、上半分を回るのに1万3000年かかります。


銀河はある電磁波特質を持っているため、みなさんの文明は、このディスクの上を通っているときと下を通っているときでは、異なるエネルギーを体験します。


このことは、みなさんの世界における文明の興隆や衰退とも関係しています。




 

(リサ・ロイヤル・ホルト『ギャラクティックファミリーと地球のめざめ』、鏡見沙椰訳、VOICE、2013年、p.42)




サーシャは、銀河における太陽系の公転軌道は、銀河のディスクの上半分と下半分とを行き来して、弧を描くように動き続けるものだと語ります。


そして、太陽系が銀河をめぐる際の運動性、まさに波形としてのこのバイオリズムが、「アセンション」に関係するのだと言うのです




・「分離」と「統合」のサイクル


 


太陽系が銀河のディスクの下を通っている時期は、宇宙とのつながりを忘れている時期で、分離と二極性が支配しています。


もう一度言いますが、これは宇宙のトーラスフィールドの電磁的特質によるものです。


太陽系がディスクの上半分を通っているときは、統合のエネルギーを体験します。それは黄金期のようなものです。

アトランティス文明は、太陽系がディスクの下を回りはじめたときに始まった文明です。


二極性もあり、分離もあり、非常に強烈な時期でした。


だからといって、すべてが闇だったわけではありませんが、それはかなりチャレンジングな時代でした。

地球はちょうどいま、このアトランティスの周期を終えようとしています。


つまり、銀河のディスクの上に浮上しようとしている時期にあります。

マヤ人も、ノストラダムスという予言者も、これについて話をしていました。


手短にお話ししますが、私たちがアトランティス期と呼んでいるこの時代は、男性エネルギーの支配する、強烈な分離の時代です。


ですから、このアトランティス期に地球に来ていたすべての宇宙文明は、このエネルギーに影響を受けていたと言えます。


そのため、テクノロジーの進歩もありましたが、この時期には、たくさんの闇、そしてドラマがあり、そのためにアトランティスは最終的に滅びたのです。



 

(同上p.43-44)



サーシャは、太陽系の公転軌道に重なるように、地球において1万3000年ごとに「分離」と「統合」が繰り返されるサイクルを見ています。


そのため、太陽系に属する地球においては、「分離」の意識が強くなる時期と、「統合」の意識が強くなる時期とが、交互に訪れることになります。


サーシャのヴィジョンを通して考えると、アトランティス文明は、いまから1万3000年ほど前、地球が「分離」の流れに突入した時期に生まれ、その「分離」の意識のひとつの帰結として、滅亡へと向かっていったと言えるのです。


そしてこれからの地球は、「分離」の流れから脱し、「統合」の流れに入っていく時期。

その「統合」の流れのはじまりに、私たちは生きているわけです。






・宇宙的な「統合」の流れにうまく乗ってみる




 

では、これから上半分の周期に入ることは、何を意味するのだろう?」と思う人も多いと思います。


それは、これから古い構造が崩壊せざるをえなくなるということです。

この変化をいろいろな視点から解釈することができます。


第3密度から第4密度への移行という視点については、もう話しましたね。


それはかなり時間のかかる過程ですが、太陽系がディスクの上側に移動するこの時期は、銀河全体の電磁エネルギーが統合のプロセスをサポートしてくれるので、その点では極めて重要な時期です。


古い構造が崩れ去り、変化が必要とされ、新しいものが生まれてくる時期です。



 

(同上p.44-45)



地球が「統合」のサイクルに入っていくのに合わせて、私たちの意識が「統合」されていけば、必然的に世界に変化が起きます。


つまり今という時代は、「分離」の意識が強かった時代に生まれた、様々な固定化されたシステム、規律規範、敵・味方を生むような二元論的な考え方が変容していくきっかけが、宇宙から与えられている状況と言えるのですね。


前回の投稿で紹介したフォトンベルト説は、1万2000年に1回、太陽系がフォトンベルトのなかに入るという大きな出来事によって、地球にアセンションが生じるという考え方であり、だからこそ人類を脅かす天変地異を想定する想像力や、選民思想につながりやすいものでした。 しかし、リサが提示したヴィジョンは、宇宙と地球、そしてそこに生きる私たちの意識とをつなぐ自然なバイオリズムとして「アセンション」を捉えるものです。

前回述べたように、「アセンション」とは、地球に生きる私たち人間が、その地球を内包する宇宙と一体化した状態になるという、シンプルな出来事。 このことを踏まえると、宇宙的なバイオリズムが「統合」へ向かっているのであれば、そこにうまく身を委ねるようにして、その流れに乗っていくことこそ、「アセンション」であるはずです。


この「風の時代」は、まさに宇宙から与えられた、「アセンション」へのボーナスステージなのです。




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