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YOKU STUDIO的「欲、適応しよう」の考察


皆さん、はじめまして。
この度「欲、適応しよう」部門を担当させて頂くことになりましたOと申します。

どうしよう自己紹介することがない…と最初から躓いてしまったのですが、
簡単に、担当させて頂いたきっかけをお話しできればと思います。


まずは数年前、私の家族がこころの病気と診断され身近に関わっていたことや、私自身も主に会社関係が原因で経験をしたこと。また、友人や知人の悩みを聞いたり話をする中で、昨今よく見聞きする「生きづらさ」のようなもの、人それぞれの捉え方、息苦しさを知ったり感じたこと。


そういったところを、どうにかいい感じに、それぞれのちょうどいいようにやっていけたらいいよね…と思ったのが今回書かせて頂くきっかけとなりました。


ぜひこれから「欲、適応しよう」について、皆さんと一緒に考えていけたら嬉しいです!






「適応」について





皆さんは「適応」という言葉を聞いて、どう感じられたでしょうか。


また、どのようなイメージをお持ちでしょうか。




 


「適応」

① (形動) ある条件や要求などにあうこと。あてはまること。かなうこと。また、そのさま。

※地方官会議日誌‐一九・明治八年(1875)七月一三日「故に各地の実際に付き〈略〉適応なる方法を設けざる可らず」※一兵卒の銃殺(1917)〈田山花袋〉二七「其場々々に適応した話の相手になったり」

② 人間が外部の環境に対して、意識的にそれに合わせた行動をとることをいう。

※海に生くる人々(1926)〈葉山嘉樹〉七「僕等もその考へに適応しなければならないのかい」

③ 生物が、その生活環境に生活し易いように、形態的、生理学的に変化していく過程、あるいは変化すること。遺伝的、非遺伝的なものがあるが、普通は遺伝的なものをいう。〔物理学術語和英仏独対訳字書(1888)〕

④ 心理学で、生活が環境からの要請に答えると共に自らの諸要求が満たされ、調和している状態。環境を変化させて適応する場合と自らを変化させる場合とがある⇔不適応



 

コトバンク 精選版 日本国語大辞典





他にも例を挙げてみると、時代や情勢(昨今の感染症もそうですね)に適応する、何か決められた基準ややり方を遵守する、状況に対応する、学校や職場など様々な場面での人間関係に馴染むこと、近頃聞くようになった「適応障害」や「過剰適応」…etc.社会的なものであったり、もう少し身近な家庭環境などもそうかもしれません。


実は正直なところ、私は「適応」について考えると、心がざわざわするのを感じます。


適応とは?何に対して?なんとなく嫌だなあと思ってみたり、むしろやってやろうじゃないかとファイティングポーズをとってみたり。そもそも、できているかできていないかを意識してしまった日には大変です。心中穏やかでいられません。


なぜそうなってしまうのか?自分なりに考えてみた結果、どこか前提や思い込みに近いものとして、「今の自分のままではだめ」で「自分以外(外部)がおそらく正解」で、「どちらかというと適応できていない気がする」から「だから努力してみる(合わせてみる)」というものがあるのかもしれません。


自分で書きながら、大丈夫…?という気持ちもありつつ、でもそのような、漠然としているけれど確固たる何かがあるような気がするのです。






YOKU STUDIO的「適応」を考えるとしたら





先ほどの私の例では、自己解釈(自分以外に対しても)が歪み、自分をどこか置き去りにしたまま意識が外に向かっているように思えます。

そして、正解としている外の周囲の関係や環境に合わせにいく形で「適応」する事を試みていました。


ここで、上記とは違った新しい形としてのYOKU STUDIO的「適応」を考えるとしたら…


  • 大きくも小さくも自分を見積もらず(自己規定しすぎない余白のある自己理解)再解釈をして自己認識をゆるめる。


  • その自分で、外に開いていく。極端に合わせにいくのではなく、どう感じているか、どうしたいかを自覚しながら、無理がないところを探るなど能動的に働きかけることができる。


  • 自分や他者や環境などに固定化・頑なになりすぎず、少し勇気がいるようなことも受け入れて試していける。







YOKU STUDIO的「適応」のもたらす良い効果





そしてYOKU STUDIOが目指し、検証していきたい「適応」を意識していった結果…


  • 素直な想いや欲を認めて、自然な形で行動や表現ができる。


  • 期待や役割、比較、周りの目や反応を気にしすぎなくなる。


  • 自分自身や他者と良いコミュニケーション、関係性を築ける…etc.



そういった、息がしやすい状態で、ゆるく心地よく、軽やかさを持ちながら、可能性や選択肢も増やしていけるような「適応」を目指してけたら嬉しいです。


YOKU STUDIO的「欲、適応しよう」この新しい「適応」の形を考えていくために、次回から自分軸・他人軸の観点から「適応」について分析していきたいと思います。






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