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YOKU STUDIOの療育でやりたいこと 既存の療育との違い
皆さんこんにちは!
今回はYOKUSTUDIOでの療育と既存の療育の違いをお話ししながら、YOKUSTUDIOの目指す療育をお伝えしたいと思います!
・既存の療育について
既存の療育でお伝えしていることは、そもそもまずはお母様もしくは保護者様が元気でいること、お母様が安定していることを優先してください、というのとです。
これは大いにあると思っていて、養育する方が元気でいなければ、お子様を育てていくことは難しいと思います。
これを説明するときに分かりやすいと思うのが、飛行機や船で酸素マスクをつけるほどの緊急事態が起こったときのことです。
酸素マスクをつけないと命が危ういかもしれない。そんなとき、酸素マスクをつけるのは親御様とお子様、どちらが先になると思いますか?
答えは親御様です。
理由としては、まず親御様の酸素を確保してからお子様に適切に酸素マスクをつけることが望ましいとされるからです。特に小さなお子様だと自分で酸素マスクをつけることができません。そんな中で親御様まで酸素がなくなれば、お子様の命は当然助からないからです。
この説明を聞くと、そりゃそうだ、と思う方も多いのではないでしょうか。
大事なのは、これを酸素マスクのことに留めるのではなく、子育てに置き換えて考えられるかどうか。
療育に来てくださるお母様、お父様は上記視点が抜けがちで、自分を差し置いて頑張ってしまう方が多いです。(これは療育に関わらず全ての子育て中の方に言えますね)
YOKUSTUDIOでも、お母様だから、養育者だから、という限定的なことではなく、「欲、生きる」のためにこの考え方を取っていけるといいと思っています。
・いつも養育者がちゃんとしないといけない?
今までも述べているように、親の欲望はお子様に転移していくと考えています。そのため、養育者である方には上記のようにお子様のためにも自身を整えていただく必要はあると思っています。
一方で、親御様が「しっかり」しないといけない、という着地、状態像は、YOKUSTUDIOでのゴールではありません。
しっかり、という姿はYOKUSTUDIOで目指したい姿ではなく、やはりYOKUSTUDIOでは、親御様も「手放し」て、自分の「欲」に従い生きることで、お子様へのネガティブな欲望の転移を避けたいところです。
手放しをしないままだと、お子様に欲望の転移がされてしまったり、親御様自身のドラマにお子様をキャスティングしてしまうことがあります。
親御様とお子様は別人格であり、お子様は親御様のドラマの主人公ではありません。(逆も然りです)
ここを分けられないと、親御様は自分の思い通りにお子様が動かない、動いてくれない、と悲しくなったり怒りを覚えたりします。
しかし、それは本来感じる必要がない感情です。そもそも親御様とお子様は別人格で、別のドラマの主人公ですから、それぞれのドラマの脚本通りに動く必要がないのです。
そこで、繰り返しになりますが、親御様から「手放し」をしていただき「欲、生きる」を実現して欲しいと思っています。
その「手放し」をするお手伝いとして、YOKU STUDIOでは親御様へ「手放し」ができるようにアプローチしていきたいと思います!
いかがでしたでしょうか?次回は、具体的な発達障害の症例とそれに伴う親御様の傾向についてまとめたものをお話出来ればと思います。
次回もどうぞよろしくお願いいたします!