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手放しをして欲生きよう 〜YOKUSTUDIO的療育における手放し〜
こんにちは!
YOKUSTUDIOで療育部門のスタッフをしている者です。
今回も療育分野でよく聞くお話を、YOKUSTUDIO観点を交えてできればと思います。
先日の記事でも書きましたが、療育に来てくださっている親御様は本当に色々考えて悩まれているご様子が窺えます。(ただでさえ子育ては悩みがつきものだとは思うので大変ですよね…)
お子様個人のスキルに対しても、もっとこれができれば、と思うところもあるでしょう。
はたまた、お子様が今いる環境に対して、こうしてくれたらいいのに、と思うこともあると思います。
療育では、お子様ご自身と、親御様、そして環境に働きかけてより生きやすくなるようにとアプローチをさせていただいています。
ただ、YOKUSTUDIO的療育からすると、もう少し異なる観点から考えていければと思います。
♢出来事に対しての感情を決めているのは自分自身
そもそも、喜びや悲しみ、怒りなどの感情や、悩みや出来事の大小は、物事や周りの人、環境がもたらすのではなく、自分の受け取り方、捉え方が決めていると考えます。
例えば、ひらがなが読めなかった子がいたとします。
ひらがなは小学校1年生の国語で習いますが、その子は小学2年生になって読めるようになりました。
この事象について、
・前は読めなかったのにひらがなが読めるようになった、嬉しい
・やっと読めるようになった、本来なら1年生で読めるようになるべきものだから遅いくらいだ
親御様や先生など周囲の方がどちらを感じるかは、このお子様が決めたことではなく、受け取り手が決めるものです。
ちなみに、前者の考え方の方がお子様の成長を実感でき、親御様も嬉しく感じるポイントがたくさん生まれるのでおススメですが、実際このように考えるのは大変なこともあると思います。
そこで、YOKUSTUDIO的療育観点からお伝えしたいのは、【手放し】です。
先程もお伝えしましたが、自分の感情や物事の大小を決めるのは、受け取り手である自分自身です。
自分自身が、これは悲しい、これは嬉しい、と捉えて決めています。
そのため、考え方をまずは少し変えてみます。
何か出来事があったとき。上の例えでいうとお子様が小1でひらがなを読めない時ですね。
この時、ひらがなを読めないことで不安を感じる捉え方をしているのは、お子様ではなく、親である自分自身です。
そこで、この不安に感じるネガティブな感情を手放ししてみます。
基本的に手放しが必要な感情や出来事は、自分が生きていく上で捉われる必要がないものです。
これらがなくなると、ずいぶん楽に、素直に自分が目指したいこと、欲望に真っ直ぐ向かうことが出来ます。
手放しについてより詳しく知りたい方は以下も見てみてください!
もちろん、手放しは子育てだけではなく、様々な場面で使えます。
自分が決めている感情に捉われずに過ごしていけるようになるので、フラットな視点でみて考えることが出来ます。
日々色々なことがあると思いますが、手放しを習得して「よく生きる」欲望のままに生きてみませんか?
今回も最後までお読みくださりありがとうございました!
次回もどうぞよろしくお願いします!