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モチベーションについて思うこと
前回の続きになります。
私の近況報告になってしまいますが、それでもよろしければお付き合いください。
前回は自分が本当にやりたいことに気付き、思い切って行動した結果、ボランティアを通じてその一歩を踏み出したことをお伝えしました。
目標を達成した時、誰もがその瞬間、達成感と高揚感を感じると思います。
その後、モチベーションを維持し続ける人とそうでない人と二通りに分かれていきます。その違いは何でしょうか?
これを機会に、私のこれまでを振り返ってみました。私も例に漏れず、目標達成したその瞬間は多幸感に満たされます。
ですが落ち着いて考えれば、それはゴールではなく、スタート地点に着いただけなのです。
それをきちんと理解していないと、目標を達成した時の余韻や勢いで突っ走るので、始めのうちは充実感を感じられますが、それが1年、2年と経過すると新鮮さが失われ、良くも悪くも安定してくると不平や不満が現れる。
自ら望んだことにも関わらず、です。
こうなると外側に原因や解決を求めるようになります。
「どうしたらモチベーションを取り戻せるだろう?」
そして過去の私はコーチングやコンサルティングを受けて、やる気を喚起しては浮上して、また低迷すれば外側に解決を求めての繰り返しでした。
書き出して感じた事は、目標達成時の高揚感は、麻薬にも似た中毒性があって、「ゴールではなく、スタート地点に着いた」ことに気付かなければ、状況に慣れ、マンネリ化してしまった時、外側へ意識が向いてしまうということです。
今の私が考えるモチベーションとは、取り戻すようなものではなく、外部から与えられるものでもなく、安定して内側にあるもの。
そしてその安定とは、自分が心から湧き上がる欲であり、「こう在りたい」「こうしたい」と切望するもの。
受験でいうなら、志望校に合格することが目的(欲)ではなく、志望校で何が学びたいかが目的(欲)のはず。
それを見失ってしまうからモチベーションという炎は揺らぐし、炎も大きくなったり小さくなったりしてしまうのだと思いました。
これをきちんと理解しておけば、たとえモチベーションが低下しても、何故今低迷しているかを客観的に見ることができるし、コーチング等といったツールも依存的にならずに、正しく活用できるのではないかと思います。
過去を反省材料にして、モチベーションについて今後さらに考えていきます。