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スピリチュアルカウンセリングって本当に必要⁉︎②【翔哉のひとりごと 第3回】


みなさん、こんにちは!
YOKU STUDIO代表の翔哉です。

前回に引き続き、スピリチュアルカウンセリングを批評的に疑いつつもその可能性を追求していこうという無謀なシリーズの第二弾です! どどんっ (ちなみに僕はあんまりYouTubeは見ていないので雰囲気でやってます。。。)


前回は、スピリチュアルカウンセリングがもたらす非日常的な効果(フェスにおける新しいアーティストと出会う世界線の推移の効果)についてお伝えしました。詳しくは前回の記事を参照くださいませ。






さて、前回の記事において課題となったのは、物語や世界線の推移がスピリチュアルカウンセリングの(特にファーストカウンセリングにおいて)半分ぐらいの効果だ、という考えを経た上で、その物語はなにも、スピリチュアル的な物語でなくてもいいというものでした。(占い・自己啓発・心理学・精神分析・哲学 etc….)


そして残りの半分の効果というのは、他の領域の物語ではなく、スピリチュアルでなければならないものだ、と考えています。


それは、一つの物語や世界解釈のシステムを、別の物語やシステムに単に横ずらしするのではない、新しい効果です。


スピリチュアルカウンセリングが持つこの効果は、他の領域が持つ弱点を乗り越えるものなのでは⁉︎と考えています!


。。。いや、まあそんな大見得を切って大丈夫なのかと思われますよね?スピリチュアルカウンセリングが、ただの非日常の経験における問題意識の克服以上のものを持っているのだ!キリッ!って言われてもって思いますよ、僕も。。。w


とはいえ!多分あります。いや、あるということにしておきましょう。この記事の中では笑


ということで、ちゃんと結論までたどり着けるかかなり不安なんですが(不安は手放しました!)頑張って書いていこうと思います!




・ "ジプシー"現象を考える



話を真面目な話に戻しますと…


ではなぜ、そもそも物語や世界解釈のシステムから別の物語やシステムへの移行ではダメなのか、その弱点を具体的に考えていきましょう。



世の中には、占いジプシー・スピリチュアルジプシー ・自己啓発ジプシー なる現象が存在します。


占いジプシーやスピリチュアルジプシーは、軽い感じだと定期的に占いの館やスピリチュアルカウンセリングに通いつめて、事あるごと、不安や問題意識が出来上がるたびに、いろんな占いや、スピリチュアルカウンセリングを受けたりします。


もっと重い状態だと、スピリチュアルや自己啓発の高額セミナーを、結構な頻度で受けまくる人達もいます。



僕の仕事上、たまにこの手のタイプの人には出会うのですが、僕としてはあまり望ましい状態ではないと思っています。


なぜかというと、ジプシー的なる人たちはあまり一つの所に落ち着かず、バラバラにその時行けるところでピンときたところ(施術がハマった場合、後になってその瞬間を運命の出会い的に回収してしまうパターンがあるんですよね。。。)に行って、知識も感覚も虫食い的ぐちゃぐちゃになってかえって根本的なエネルギー状態や症状を悪化させてしまうケースがあるからです。


(ちなみに一つのところに落ち着いて、じっくり、しっかり身につけるパターンもそれはそれで問題があるのですが、こちらは次回に考察します!)




・なぜ "ジプシー"が生まれるのか?



ではなぜ、この"ジプシー"的なる現象が存在するのでしょうか?


それは前回の記事でお伝えした、"フェスで新しいアーティストに出会う"効果、つまり既存の物語やシステムから別の物語やシステムへの推移における問題克服(できるかもしれない、したつもり)の効果を反復的に味わう現象とも言えると思います。



ここまでくると、冒頭での問題提起に対する一つのパースペクティブが見えてくるかと思います。


つまりはなぜ、既存の物語やシステムから別の物語やシステムへの推移だけではダメなのか?


それは、既存の物語やシステム(ある一つの世界解釈?)ではどうにもならなかった問題も、違う視点や物語から見れば大した問題ではない、もしくは解決可能な問題に見えてくる一方、世界解釈の物語やシステムは必ずその外部、(その物語では解決できない問題)を作ってしまうから。


つまり、どんな物語やシステムにも解決できない部分を持ってしまうのです。



具体的な例えでいうと。。。


恋愛において、なかなかいい人に出会えない、もしくは出会っても毎回振られてしまう人がいたとします。(ジプシー化する可能性を持った人の設定)


その人が、霊能者の鑑定で過去世リーディングを受けて、過去世の壮絶な経験を伝えてもらい、涙ながらにカウンセリングは無事終了。その過去世の経験を乗り越えることにより、恋愛の悩みが解消される気がしてきた。しかし、日常生活においてはその過去世の記憶に即したことは確かに繰り返されているが、やっぱりどうにも過去世の記憶を乗り越えられそうにない。


なので、今度はたまたま空いた時間に職場の近くの占いの館に行ってみた。そこでは占星術の占い師さんに、 "今は恋愛運があまりよくないですね。3年後にこんな人と出会えるかもしれません"と言われ、 "ふむふむそういうものか"と納得したものの、家に帰って冷静になると、"そんなに待てない!"ということになり、余計に気になってくる。


そしてまた違うタイミングで、今度は友達の紹介で、除霊師さんのところに行ってみる。そこではこれまた、"あなたに生き霊が付いてますね。このぐらい前に出会った人で、こんな風貌で、こんな男性なんですが、身に覚えはありますか?"と言われた。そこで、職場で変に仲良く話しかけられて、近づいてきた男性がいたのを思い出し、"あの人かもしれない!!!!"となる。除霊師さん曰く、除霊とセットでどうやらこのお札を持っていれば生き霊が近寄れなくなるということなので、何気なく購入。除霊した時には確かに“何か”が軽くなった気がしたが、お札とともに日常生活を営んでいても待てど暮らせどいい男性は現れない。


そして、もうこれまでかと思って悲しみの中でインターネットを検索してみたら、どうやらスピリチュアル界隈では"ツインレイ"という概念があるらしいということを知り、その記事を書いていたツインレイ診断をしてくれるカウンセラーのもとへ。そして、"あなたのツインレイは後もう少しで現れます。もしかしたらもうすでに会っているかもしれません"と言われる。その時彼女に雷に打たれたような衝撃が走る。"もしかしたら隣の課の、いつも笑顔で挨拶してくれる爽やかな〇〇さんかしら⁉︎”


一応、アフターフォローのメールカウンセリングで、"〇〇さんがツインレイ ですか?"と聞いてみたところ、ツインレイであることは確定らしく、その人との宇宙時代の関係性を説明され、ますます期待は高まるばかり。。。その日以来、隣の課の人とすれ違うたびに〇〇さんを気にしてしまい、すれ違う度に満面の笑顔で挨拶。"いつかはお声がけしてデートにでも!"と、またもや期待は上り調子。


しかし、幸せはそう長く続かない。ある日突然、彼が目を合わせず、そのまま、通り過ぎるようになってしまった。。。いつもの幸せな時間は音を立てて崩れ去っていく。とっさにネットでツインレイ診断のカウンセラーさんのところに予約を入れ、駆けつける。すると、この前とは違う種類の稲妻が走る。どうやら、ツインレイとの関係はずっといい関係が続くわけではなく、魂の統合に至るプロセスとしての修行期間(サイレント期間)なるものがあるらしいのだと。。。彼女の頭はフラフラと脳震盪のような状態に。。。。。。。。。



と、言う感じで、ちょっと誇張してるところもありますが。。


僕のカウンリング経験のなかでは、こういう方を見たことは何度かあります。


信じる物語を変えてはその都度うまくいった気がしながらも、ある一定の時期が過ぎると、単純にテンションが上がらない感じになり、異なる物語をどんどん消費するように、またいろいろなカウンセリングや占いを練り歩き、ジプシー化してしまうのです。







・"ジプシー”では解決できないものがある



上記の例にあるように、物語の推移における単発の効果は、初回にはかなり強く働きます。


しかしどんなに物語を推移させたとしても。。あらゆる物語やシステムは、ある程度の我慢ポイント(カルマ、サイレント期間、運勢の悪い時期、etc….)なるものを、発生させてしまう性質があるんです。


つまり、どうしても変えられない、耐えなければならない、宿命的な部分。


先述した、たとえ既存の物語やシステムから、別の物語やシステムへの推移をしたとしても、根本的に解決できない部分ができてしまう、というのは、まさにこのことなのです。



"カルマやサイレント期間だったら、ある一定のやり方で浄化なり統合ができるじゃないか!!"


と言う、皆さんのサイレントヴォイスはひしひしと伝わってきますが。。。


カルマやサイレント期間は、かなりの長期間に及ぶ、本人の壮大な労力が必要なので、占い師やカウンセラー単体の力だけでは、完全に解決はできないと僕は考えています。


そういった意味では、ある種の新しい物語を手に入れても、新しい物語の中での苦難や問題は発生してしまうと言うことになります。(しかもかなり完全克服が難しいレベルで。。。)




ということで、今回は、既存の物語から新しい物語の推移をくりかえすこととしての、ジプシー現象の問題点について考察しました。


しかし、世の中には、様々な物語を横断してしまう"ジプシー"だけではなく、新たに獲得した一つの物語にどっぷりとはまりこみ、ストイックな修行僧のようになってしまう人も存在します。


そのような、一つの物語にがっちりと埋没してしまうパターンにも、様々な問題があるのです。


次回はこの、修行僧パターンの問題点を詳しくお伝えできればと思います!!(いつになったら、残り半分の"スピリチュアルカウンセリングの効果"を説明できるのやら。。。。。)


次回もお楽しみに!!!!!




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