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【感じたこと気になったこと】ケアについて
皆さんお疲れ様です。いかがお過ごしでしょうか。
気温的にも過ごしやすく、ご飯が美味しい季節になってきました。
「食欲の秋」、「実りの秋」、「読書の秋」、「スポーツの秋」など様々な秋がありますが何かを極めるのもよし、幅広く楽しんで過ごすのもいいですよね。
(私は炊き込みご飯の具を色々試し、おでんを食べに行きたいです!)
さて、今回は「ケア」について感じたことを書いていけたらと思います。
なぜかというと、なんといっても最近「ケア」と言う言葉を目にする機会が多い気がしていて。私自身の興味、環境や状況の影響も大いにあるかと思いますが、ニュース、書店のランキング(棚作り)、イベントや講義のタイトル…etc.いっときの「旅するように○○」と同じくらい見聞きしている気がするという体感です。(※あくまで私の体感で申し訳ございません)
そんな中、「ケア」について大なり小なり関心を持っている方達と何人かで話す機会があり、そこで感じたことをお話しできたらと思います。
今回友人が主催してくれたその場では、私を含め参加された方々は共通の資料や本に目を通していたりいなかったりまちまちだったのですが、その資料に載っていた「ケア」の説明は以下のようなものでした。
ケア
・相手を「傷つけない」
・相手の「依存を引き受ける」
・相手が必要な具体的な行動(例:家事、送り迎え、金銭面の援助etc.)がケアになる
(キャリア部門スタッフの記事に書かれた「ケア」と同じ、もしくは近いニュアンスかと思います)
そして、「ケアはありふれており、当たり前のようにされていて日常的に行っているもの」であるということ。
一番大きいのは家族や同僚、友人とのあいだ…いわゆる身近な人や素人同士のケアであり、それだけでは立ち行かなくなった時などに、専門職の方や機関、もしくはセラピスト、ヒーラー、カウンセラー(公的資格ではない)、占い師などを頼ったりする、という社会的な構造が考えられるそうです。
今回「ケア」と言うテーマについて(厳密に言えば参加者各々の経験や現状がある中で)場を設け、圧倒的に多かった意見や感想は、ケアが必要な対象に対し自分は「ケア」ができているか、できていないかということでした。
もう少し詳しく言うと、「ケア」をする立場として、過去や現在も含め「もっとうまくできたのではないか」、「できるのではないか」、「ちゃんと寄り添うことや向き合うことができているのであろうか」、「確証がない」、「できていなかったのかもしれない」、「この先どうしたら」… と言う不安や切実な現状が多くあがりました。
参加者の方々のそういった意見を聞いて、差し出がましいことですしうまく言えず恐縮なのですが…どこか「ケア」をする立場として強く確立していて(しようとして)、その立場に全振りしているような、責任感や緊張感を滲ませ、どこか疲弊しているような印象も感じました。(私もそういう風になりやすいこともあり)
上記で記載したような、「ケア」について。例えば、相手を「傷つけない」ことは理想ですが、最大限の配慮はしたとしてもそれはコントロールしきれないものでもあって、ケアする人、ケア対象の人のそれぞれの状態(身体面や精神面など)によっても非常に揺らぎやすいものだと思いました。
また、「ケアはありふれており、当たり前のようにされていて日常的に行っているもの」とあるように、当たり前だからこそ優先度や力の抜き方が分からない場合があったり、他者からは十分やっていると見える行動や事実も本人には見えづらくなるのかもしれません。
「できているか・できていないか」や「正解・不正解」、「成功・失敗」で測れないことはきっとあって、そう判断しない選択肢を持つこと。そして、にっちもさっちもいかなくなることももちろんあるので、時には専門職の方や様々な機関・サービスを利用して風通しをよくしてみたり、(矛盾に聞こえるかもしれませんが)前向きなトライアンドエラーを試し、向き合い(ケアをし)ながら日常を続けていく意識が大事なのではないかと感じました。
今回「ケア」について意見をシェアした場の終わりに、互いに現状を肩代わりすることはできないが、どこか肩の荷が下りた、その荷物みたいなものを認識できた気がすると言う話が出て、とても印象に残りました。
余談:「ケア」を調べてみると、2の距離感もいいなあと。
ケア(care) [名](スル)
1 注意。用心。
2 心づかい。配慮。「アフターケア」
3 世話すること。また、介護や看護。「患者をケアする」「ケアワーカー」
コトバンク/デジタル大辞泉
また、ブラッシングした時の飼い猫の気持ちよさそうな表情を見て、ケアしているようでこれは実はケアされているのでは…と思ったりもしました。
とりとめのない話となってしまいましたが、最後まで読んでくださり本当にありがとうございました!