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【アセンションとは?】宇宙とつながれば、「健康」な自己表現ができる


今回も、引き続き「アセンション」をテーマにお話をしていきたいと思います。

前回、前々回でもお伝えしたように、「アセンション」とは、個の肉体を持った私たち人間が、宇宙と一体化した状態になることです!
では、私たちがその「アセンション」した状態になると、一体どんなことが起きるのでしょうか? それが今回の投稿のテーマです。


・「アセンション」すると自分が消える?


自分が宇宙と一体になる、と聞くと、なんとなく抵抗を感じる方もいるかもしれません。


もしそんなことになったら、個としての自分の意識が消えてなくなってしまうんじゃないか?とか。あるいは、自己実現に全く興味のない、とことん無欲で利他的な聖人君子にならなければいけないんじゃないか?とか。


つまり、「宇宙と一体になる」という言葉は、「自分自身を抑圧して無化すること」につながると捉えられがちなんですね。


『新世紀エヴェンゲリオン』において、あらゆる個としての人間の魂を一つに融合させてしまおうとする、「人類補完計画」のようなイメージを持たれてしまうこともあるように思います。

しかし、何度もお伝えしていることですが、「悟り」も「目覚め」も、そして「アセンション」も、自己の抑圧とイコールではありません。


むしろ、その反対の運動なのです。


この地球で、三次元の肉体を持って個として生きる私たちは、時に様々な思い込みによって、本来自分が持っているはずの大きなエネルギーを制限し、押さえ込んでしまっていることがあります。


「私は〜だから」、「あの人は〜だから」、「きっと〜に決まっている」といった決めつけや、それと結びついた恨みや妬み、悲しみや諦めといったネガティブなエネルギーは、本来の自分のあり方をゆがめ、素直な自己表現を妨げてしまいます。


それらはまさに、「分離」の意識に由来するものです。


宇宙と一体化すること、つまり「統合」や「アセンション」とは、そのようなゆがみをとりはらって、本来の自分自身のポテンシャルを最大限発揮できるようにすることなのです。



・バーバラ・アン・ブレナンによる「健康」の定義



ここで参照したいのは、バーバラ・アン・ブレナンによる言説です。


バーバラは、アメリカの著名なヒーラーで、元々はNASAに勤務する物理研究者でもありました。


ヒーリング・サイエンスの専門教育機関であるBBSH(Barbara Brennan School of Healing)を、1982年に創設した人物です。


彼女は、人間の身体性として、三次元の生身の肉体だけではなく、より高次の霊的な身体性の存在を想定しました。


そのような観点に基づいて、人体から発せられるエネルギーと、心身の健康や人間関係の問題との結びつきを探究し、独自のヒーリング・サイエンスの技法を確立したのです。


バーバラは、人間の「健康が維持されている」状態とは、「人間の霊的現実からの創造力が、普遍的あるいは宇宙的法則に従って導かれているとき」だと語ります。


(バーバラ・アン・ブレナン『光の手 - 自己変革への旅(下)』、三村寛子・加納眞士訳、河出書房新社、p.24)



一体どういうことでしょうか?



バーバラは、人間の身体性を複数の次元に分類して考えています。最も高次の身体性から順番に記すと、以下のようになります。



 

・ケセリック・テンプレート・ボディ ・天空界ボディ ・エーテル・テンプレート・ボディ ・星気界ボディ ・精神界ボディ ・感情界ボディ ・エーテル界ボディ ・肉体



 


もっとも高次の身体性である「ケセリック・テンプレート・ボディ」は、個体として存在しながらも、宇宙そのものと一体化していることを感知しているような身体性のことです。


「ケセリック・テンプレート・ボディ」のエネルギーは、「天空界ボディ」、「エーテル・テンプレートボディ」…と、他の身体性のレベルへと、共鳴振動のように伝わり、最終的に肉体へと流れ込むとされます。


つまり、各々のレベルの身体性は、お互いに共鳴しながら支え合っている状態なんですね。


バーバラによれば、人間にとっての「健康」とは、各々の身体性におけるエネルギーのバランスが保たれている状態。そのような状態こそが、物理的な肉体の「健康」につながるのだというわけです。




・「信念体系」による「ゆがみ」の発生




またバーバラは、肉体の「病気」の発生に関しても、このような高次の身体性との重なりを通して考えようとします。




 


病気にかかった組織の中では、同様の下降の過程が働いている。


しかし、人間の霊的現実から根元的な創造力が出ていってしまったあと、それはゆがみ、宇宙の法則に反するようになる。


このゆがみは、根元的な創造的衝動がエネルギーブロック、あるいはオーラ内のゆがみに突き当たるときに起こる。


その根元的創造衝動がオーラボディのより濃密な層へと入っていく途中でゆがめられると、それは次の連続するレベルへと送られる時に、ゆがめられ続ける。


私は根元的なゆがみをオーラの七層目の高さにまで見たことがある。


そこではそれらは裂け目、あるいは光のもつれた線のように見えた。

これらの「霊的ゆがみ」はいつもこの生涯(現世〉の中で、あるいは別の生涯(過去生〉の中で身についた信念体系と関連しており、そのためそれらは因果応報的(カルマ的)となる。


私はカルマとは、それがより大きな現実に清算されて連合されるまで、一つの生涯から次の生涯へと持ち越されてゆく、その人の信念体系から作り出された人生経験であると考えている。



 

(バーバラ・アン・ブレナン『光の手 - 自己変革への旅(下)』、p.26)


バーバラは、それぞれの人間が身につけた「信念体系」が、高次の身体性からのエネルギーの流入をさまたげ、ゆがめてしまった時に、「健康」な状態がそこなわれ、「病気」が発生すると考えます。


そのようなゆがみは、「因果応報的(カルマ的)」な振る舞いをして、私たちの現実にマイナスに作用してしまうことがあります。

バーバラの考え方によれば、宇宙と一体であることをしっかりと感知し、高次の身体性からのエネルギーの流れが「信念体系」によってさまたげられない状態であれば、私たちはより「健康」になれるのです。






・「アセンション」=「健康」になること



バーバラによる「健康」の定義を援用するなら、個でありながら宇宙と一体化した状態になる「アセンション」とは、まさに自分自身が「健康」になることであると考えられます。


三次元に世界に生きる私たちが、宇宙と一体になるためには、こり固まった信念体系によるエネルギーのゆがみを取り払い、その運動をクリアにすることが必要です。


そうすれば、自分自身がもっとも「健康」でいられる状態、つまり、自分自身のポテンシャルもモチベーションも、もっとも高く保持できる状態が手に入るわけです。


「アセンション」することによって私たちにもたらされるのは、自己の抑圧とはまったく逆の、素直で無理のない、とてもパワフルな自己表現の可能性であるはずです。




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