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「良く生きる」と「欲、生きる」の違い
私たち、「スピリチュアル+カウンセリング YOKU STUDIO」の理念は、「欲、生きる」です。
スピリチュアルの考え方を生かして、自分の本来的な欲望を発見し、それをもとに毎日を楽しく生きるメソッドを作っていくこと。
それがYOKU STUDIOの目標です。
この言葉は、この現代社会において、いわば「良く生きる」ことが非常に重視されていることに対する挑戦でもあります。
道徳に基づいて生きること、健康な生活を送ること、俗っぽい欲望から身を離して生きること…などなど。
「良く生きる」という態度に対するイメージは人によって様々ですが、「ある基準に照らし合わせて、それが正しいと考えられる生き方を選択する」、という態度であることは、その全てに共通していると思います。
しかし、そもそもこの「良く生きる」の背景にある、「良い」「悪い」という価値判断の基準はどこから来たんでしょう?
それってすごく曖昧な、なんとなくの世間の風潮や、周囲の人間関係のネットワークのなかで共有されている空気感のようなものだったりするんですよね。
YOKU STUDIOが目指す「欲、生きる」は、「良く生きる」が内包しているこの価値判断を疑って、もっと自由に自分の人生を構築していく態度!
今回の記事では、「良く生きる」のではなく、「欲、生きる」ことの可能性について考えていきます。
・「良く生きる」ことが目指される時代
私たちが生きる現代社会というのは、非常に「空気を読む」スキルが必要な社会だ、というように感じます。
でも、その「空気」を作っているのは、会社の年功序列や、男女の役割分担(「男は働き、女は家を守る」など)といった、かつて昭和の時代には当たり前に共有されていたような考えではありません。
そのような古い固定化した常識や価値観というのは、もう解体され、意味をもたなくなっているからです。
現代の「空気」を作っているのは、おそらくもっと、「道徳観」に近いようなもの。
「良識人だと思われる」ことが、現代社会においてもっとも生きやすい態度のように思うのです。
傍若無人なクラスの番長や、自社の利益だけを追求するワンマン社長は、一昔前ならカリスマ的な人気があったと思います。
けれど、最近はどうでしょう?
人に優しくて、俗っぽさがなくて、協調性があって、機転が効いて、ヘルシーな生活をしていて、スキャンダルを起こさない…
そんな人物像が、みんなから尊敬され、好かれやすい世の中であるように思います。
まさに「良く生きる」ことが、仕事でもプライベートでも評価につながりやすいのが、今の時代だと言えるのではないでしょうか。
・「良く生きる」ことで見失うもの
もちろん、先に挙げたような性質というのは、素晴らしいものです。
それがその人にとって自然な姿であれば、その人が周囲に好感を持たれる魅力的な人物であることは間違いないでしょう。
でも問題なのは、無理をして「良く生きる」ために頑張っている場合です。
たとえば…
本当は喜怒哀楽が激しいタイプなのに、それを表に出すと調和を乱してしまうから、感情を押し殺していつも微笑んでいる。
本当はマニアックな趣味を持っていて、それを仕事にしたいとも思っているのに、社会性がないように見られるのが嫌で、周囲にはひた隠しにしている。
本当はジャンクフードも大好きなのに、身体に悪いものを食べていると思われたくなくて、玄米と野菜中心の食生活で我慢している。
これらは、「良く生きる」ことを目指して、自分を抑圧してしまっている態度です。
(もちろん、本当に玄米が好きで、玄米生活をしているなら全く問題ないのです!念のため)
現在の社会の風潮や、自分が所属するコミュニティの雰囲気に照らし合わせて、「これは良い」「これは悪い」というジャッジをし、自分の生活を「良い」方に寄せていく。
そのような態度は、自分の内面の動きを無視して、「良く生きる」というスタンダードを人生の基準に据えてしまうことにつながってしまいます…
「良く生きる」ことに気を取られて、自分の好きなこと、本当にしたいこと、人生の駆動力となるものを見失いがちなんですね。
現代社会は、「良く生きる」ことが求められる分だけ、自分の内面の抑圧にも繋がりやすい時代なのだと思います。
・「欲、生きる」は人生のDIY
そして、現代スピリチュアル(あるいは自己啓発)も、「良く生きる」ことを重視する時代の要請にまさに答えるためのメソッドとして機能していることが多い。
それを信じる人たちは、「良く生きる」ためにその教科書を熟読して、それに則って生活を送ろうとするわけです。
でも本当は、「良く生きる」の背景にある「良い」「悪い」のジャッジを疑い、乗り越えていくことにこそ、スピリチュアルの、さらには思想・哲学の可能性があるのではないでしょうか?
一生懸命「良く生きる」方法を身につけたところで、それが外部的なスタンダードの教科書的暗記によるものだったとしたら、それは壊れやすい仮面にすぎません。
だからYOKU STUDIOでは、自分の内面から湧き上がるエネルギー(魂レベルの望み)を大切にし、それを生きる指針にしながら、自分が置かれた環境の中で最大限に発揮していくことが、理想的なのではないかと思っています。
これが、「欲、生きる」です。
「欲、生きる」方法は、一人一人がそれぞれDIY的に作り出せるものであって、画一的なものではありません。
だから、「これさえ暗記すればOK!」というような、「欲、生きる」ための教科書は存在しない。
YOKU STUDIOが示したいと思っているのは、「欲、生きる」ための人生のDIYをサポートする、裏技的な参考書なんです。
「でも『欲、生きる』って実際にできるの?」
「みんなが自分の内面のエネルギーに従って生きたら、自分勝手な人ばっかりになって、人間関係が成り立たないんじゃないの?」
そんな疑問が湧く方もいると思います。
今後は、YOKU STUDIOが目指す「欲、生きる」の、具体的な内容と実現可能性について、定期的にこのnoteで語っていきたいと思っています!
またぜひご覧いただけると嬉しいです✨