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「想像力が豊か」を、人生を創る武器にしよう。


あなたは、「想像力が豊かだね!」って言われた経験、ありますか?

私はあります(笑)
というか、子供の頃からずっと言われ続けてきました。

とにかく本が好きだったので、お話の主人公と自分を重ね合わせてワクワクする…といったことは、日常茶飯事でした。


ただ、この「想像力が豊か」という言葉、あまり良い意味で使われないこともあるように思います。 たとえば、「考えすぎ」とか、「思い込みが強すぎ」とか、「情緒不安定」といった批判の、ぼかした表現として使われることも多いのではないでしょうか?

しかしYOKU STUDIOでは、自分の人生を主体的に楽しんでいく上で、想像力はとても重要だと考えています!


そこで今回は、「想像力が豊か」であることに対して抱かれがちなネガティブイメージを解体し、それが持つ可能性にせまります。





・「想像力が豊か」ってどういうこと?


一般的に「想像力が豊か」だと言われる人というのは、「目の前の事実」以外の領域への関心が強い人ではないかと思います。


たとえば、このような性質を持つ人。



 

・小説や漫画、映画など、フィクションの世界に没入できる ・「こうなったらいいな」という夢を、ありありと思い描ける ・言葉や態度として明確に示されていない、他人の気持ちへの感受性が高い


 

…そう考えると、想像力って、人間にとっては必須のスキルではないような気がしてきます。



私たちが生きる上で、まずもって重要なのは、「目の前の事実」を知覚し、それを分析して、最適な行動を取ることですよね。


お腹が空いたらご飯を食べる、喉が渇いたら水を飲む、眠くなったら眠る…


極端に言えば、「目の前の事実」だけを分析して、それをもとに対処し続けていれば、とりあえず生きてはいけるわけです。

けれども人は、それだけでは、日々の生活のモチベーションをなかなか保てません。



 

・明日仕事が終わったら、何をしようかな? ・自分は将来、どんな人になれるかな? ・もし自分があの映画の主人公だったら、今日どんな行動を取るだろう? ・好きな人はいま、何を考えているかな?


 

私たちの心を躍らせるちょっとしたワクワクは、こんなふうに、「目の前の事実」の分析を超えた、新しい可能性に思いを馳せることから生まれてきているように思います。


「想像力が豊か」な人というのは、そのワクワク製造能力が高い人=人生を楽しむ能力が高い人、と考えられるんです。


・「想像力」はネガティブなもの?


しかし、「想像力が豊か」であることが、かえって自分も他者も苦しめてしまっているように見えるケースも、たしかにあります。


たとえば…

 

・アニメの世界観に入り込みすぎて、現実がまったく見えなくなってしまっている ・自分を悲劇のヒロイン(ヒーロー)だと思い込んで、そのドラマに浸っている ・仲の良い友達が、実は自分を嫌っているのではないかと疑い、ひどく傷つく ・パートナーの気持ちが自分から離れているに違いないと感じ、過度に束縛する


 


ある種の妄想的な考えや、現実逃避が生まれてしまう、このようなケースです。



しかし、これらのケースは、実は「想像力が豊か」であることが原因で起こっているわけではないんです。


むしろそれは、「客観的な事実」以外の、「もう一つの隠された真実」を、絶対的に信じてしまうことが原因。

想像力が、「もう一つの隠された真実」をあばきだす分析ツールとして働いてしまっているからこそ、そのような極端な感情の揺れ動きや強い思い込みが生まれてしまうのではないでしょうか?


問題は、「想像力が豊か」であることではなく、逆に、「想像力が限定的かつ断定的」であることだと思うのです。



・想像力の豊かさ=可能性の豊かさ

そもそも想像力というのは、物事の背後に隠された、たった一つの答えを見つけ出す能力ではなく、むしろその反対。


物事にはたくさんの解釈の可能性があり、そして、その解釈次第でどのようにも発展する可能性がある。


そのたくさんの可能性をありありと思い描ける能力が、想像力です。


つまり、たった一つの答えに閉じていくのではなく、たくさんの可能性に開いていく運動性こそ、想像力の本質なのだと思います。


だからこそ「想像力が豊か」であることは、その人の人生に、文字通り、「豊か」な可能性をもたらしてくれるのではないでしょうか?


たとえば、パートナーが不機嫌そうに見えた時。


その事実の背景に、「きっと私にイライラしているんだ!私のことが嫌いなんだ!」というたった一つの答えを想定し、それ以外の可能性を排除してしまうと…お互いにとってストレスしか生まない結果になります。


しかし、想像力を「豊か」に発揮できれば、相手との関係はずいぶんと楽になるように思います。


相手の機嫌が悪い原因として想定できるものは、本当は、「私のことが嫌い」以外にもたくさんあります。


「お腹が空いている」とか、「仕事でミスした」とか、様々な可能性が存在するのだから、そこから「美味しいご飯を一緒に食べにいく」とか、「同じ日に有休を取ってのんびりする」とか、ワクワクするような選択肢をいくつも想定し、実行することができるわけです。



こんなふうに、物事を限定的に解釈するのではなく、発展的な可能性をたくさん思い描けることこそが、想像力の利点なのだと思います。 つまり、想像力の豊かさは、その人が持つ人生の可能性の豊かさとイコールなんです。

「想像力が豊か」は、人生を創る武器になる。


現代は、たった一つの答えを探し出す分析能力が重宝される、エビデンス主義の時代ですが…


人生を楽しむ能力としては、実は、想像力のほうがずっと有益なのかもしれません。