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「グラウンディング」再考 〜 自分のストーリーは「いまここ」から変えられる


今回のテーマも、「グラウンディング」です!

自分のポテンシャルを最大限に発揮し、充実した毎日を送っていくために、不可欠な「グラウンディング」。


今回は、「グラウンディング」によって「いまここ」を意識することで得られる、ポジティブな効果について詳しくお話ししていきます。


「グラウンディング」は、知らず知らずのうちにあなたを縛っていたかもしれない、自分自身が作り出した過去・現在・未来をつなぐストーリーを、もっと輝いた、可能性にあふれたものへと書き換えていくためのベースとなるものです。





・意識のフィルターが過去・未来を作る



過去・現在・未来という、まっすぐつながった一本の時間軸の上に、自分が生きているんだと、考える方は多いはずです。


当たり前じゃないか、と思いますか?


でも実は、その一本の軸は、あなた自身の意識が作り出したもの。


本当は、いくらでも変更できる可能性があるのです。


たとえば、あなたの人生を振り返ってください、と言われた時、自分の生きてきた時間分の全ての記憶を思い出しはしないですよね。


特に印象的な記憶、今のあなたを形成する上で大きな役割を果たしたはずだと自身で判断した記憶をピックアップし、それをつなぎ合わせて、「自分史」を語ろうとするはずです。


もちろん、「○○年○月○日に〜〜中学に入学した」といった、客観的な事実としての過去はあります。


しかし、現在に生きる私たちに強く影響を与えている過去とは、そのような揺るぎない事実ではなく、私たちの意識のファルターを通して見た、限定的な過去だと言えます。


つまり、そのフィルターを外せば、過去はどのようにも捉え直すことができるのです。


同じ理論は、未来という時間性に対しても当てはまります。


現在に生きる私たちが想像して、ワクワクしたり、逆に落ち込んだりする未来とは、あくまで私たちの意識のフィルター越しに見えた、限定的なヴィジョンです。


未来は、本当は、無限の可能性に開かれています。



・自分のストーリーは書き換えられる


私たちはみんな、多かれ少なかれ、「自分史」のような、過去・現在・未来をつなぐ自分のストーリーを持っていると思います。


分かりやすい例を挙げるとすると、「小さい頃にあんな辛い経験をしたから、いまの強い自分があるんだ」とか、「あの時、大好きだった人に裏切られたから、いまはもう人を信じられない」とか。


または、「将来、自分は大して出世できないに決まっているから、冒険はしないで生きていくしかない」とか、「いつかは一発逆転で大金持ちになる予定だから、いまのところは何も考えずに遊んでおこう」とか。


こういったストーリーは、時に私たちが生きていく上での原動力となりますが、マイナスの働きをすることも多いです。


ストーリーを作ることによって、意識のフィルターを通して限定的になった過去や未来のヴィジョンが、「いまここ」に生きている私たちの感情や行動に影響を与えて、本来は持っているはずの能力を発揮できなくさせてしまうためです。


もしも、本来のエネルギー状態であれば必ずできるはずの素晴らしいパフォーマンスが、意識のフィルターによって作られたストーリーのせいで、実現できなくなっているとすれば、それはとてももったいないことですよね。


ここで重要なのは、自分自身のストーリーは、「いまここ」にいる自分の意識次第で、どのようにでも書き換えられることを知ることです。


自分が認識している過去や未来が、本当は確定的なものではないことを理解して、それを俯瞰するように、フラットに把握してみれば、そのような書き換えが可能になります。


自分のポテンシャルを、一本の限定的なストーリーに落とし込む必要はないのです。






・「グラウンディング」からストーリーが変わり出す!



この限定的なストーリーを作りだしている、意識のフィルターを外すには、まさに「グラウンディング」を通して「いまここ」の感覚を持つことが大切です。


一度、まっさらな目で、自分の状態を見つめてみる。


限定的な過去や未来に軸を置くのではなく、「いまここ」に存在している自分自身をただただ認めてみる。


そうすると、自分の意識が「いまここ」に集中し、ごく一部の過去の記憶や、起こってもいない未来に、過度に気をとられている状態から抜け出すことができます。


「グラウンディング」によって到達できるのは、自分が本来持っているポテンシャルをフル活用できる状態です


この状態にいれば、自分自身が直面している現実をよく把握すると共に、リラックスして行動することができます。


そうすれば自然に、自分の望む現実が、だんだんと引き寄せられてきます。


「グラウンディング」ができている人とは、「いまここ」の一瞬一瞬を生きる自分自身を肯定できる人であり、自分のストーリーをどんどん更新し続けられる人です。


予定調和的な苦労話や、夢見がちなシンデレラストーリーをなぞるのではなく、「いまここ」で起きた偶然の出会いや、予想外の出来事を取り入れながら、着実に自分のストーリーを書き続けていくスタイルは、きっと人生を豊かで楽しいものにしてくれます。


自分らしいストーリーを書きはじめることのできる場所は、いつも、「いまここ」にあるのだと思います。





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