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未来からのエネルギーを感じる名曲3選 〜 Mr.Children、奥田民生、嵐 〜
今日はひさびさにとてもいい天気☀️でしたが、近頃は雨模様が続き、早くも梅雨の気配を感じますね!
私自身は小さい頃からずっと雨が苦手だったのですが、年を重ねるにつれ、雨の日も悪くないかな、と感じられるようになってきました。
雨音を聴きながら室内でゆっくりすることも、晴れの日を楽しみに先の予定を考えることも、たしかに私の「いまここ」を満たしてくれる過ごし方のように思います!
さて、これまでお届けしてきた「悟りのその先へ」シリーズ。
たくさんの未来の可能性をイメージし、それを「いまここ」を生きる前向きなエネルギーに変えていく方法についてご紹介しました!
今回は恒例の楽曲紹介企画🎵
「いまここ」を満たしてくれる、未来のエネルギーを感じられる楽曲を集めてみました!
暗い未来を想像して落ち込んでしまうのも、輝かしい未来を目指して走り続けて息切れしてしまうのも、未来の可能性を一つに限定してしまうから起きること。
複数の可能性に開かれた未来をイメージし、それを「いまここ」の生活に落とし込むことができれば、日々の暮らしの充実度はぐっと上がります!
ぜひこの曲たちと一緒に、未来の可能性を楽しんでみてください✨
・Mr.Children「未来」(2005)
1曲目は、Mr. Childrenの「未来」です。
個人的には、学生時代によく聴いていた思い出の曲なのですが、いま聴き返してみると、改めて名曲だなと感じます。
孤独感と絶望感のなかから湧き上がる、小さな希望の感覚が、リアリティを持って感じられるような歌詞。
重要なのは、その希望というのが、確定的な単一の未来ではなく、開かれた未来の可能性を想定することをきっかけに生まれてくるということです。
(作詞を手掛けるボーカルの桜井さんは、やっぱりなかなか「悟っている」人なのでは?と思ってしまいます…!)
名前もない路上でヒッチハイクしている 膝を抱えて待ってる ここは荒れ果てていて 人の気配はないし 誰もここを通らないや 侵入禁止だって あらゆるもの拒絶して 追い払ったのは僕だから
荒地でヒッチハイクをしている主人公は、他者を拒絶して自分一人の世界に閉じこもりながらも、誰かの助けを求めている、矛盾した思いを抱えています。
孤独のなかで、自分の未来は「先の知れた」ものだと、どこか諦めている。
そして、奇跡的に誰かと出会い、一緒に過ごすことができたとしても、やはり二人の未来が「別れ」という「先の知れた」未来へと向かっているような気がすると、幸せな時間は終わってしまう。
主人公の虚無感というのは、「どうせ、こうなるだろう…」「きっと、こんなものだろう…」という感覚。
つまり、一つの確定的な未来のビジョンによって、「いまここ」のモチベーションが下がってしまっているんですね。
生まれたての僕らの前にはただ 果てしない未来があって それを信じていれば何も恐れずにいられた そして今僕の目の前に横たわる 先の知れた未来を 信じたくなくて すこしだけあがいてみる
生まれたての赤ちゃんは、怖いものしらず。自分の未来が限定されているなんて、きっと感じることはないでしょう。
でも、だんだん成長するにつれて、思うようにならない現実に直面し…。
「自分の未来はこういうものだ」という固定観念が、無意識のうちに思考や行動を縛りつけるようになってしまう。
だけど、そのような意識の癖を外してみると、実は未来というのは、自分で思うよりもずっと、可能性に開かれたものだったことが分かります!
いつかこの僕の目の前に横たわる 先の知れた未来を 変えてみせると この胸に刻みつけるよ 自分を信じたなら ほら未来が動き出す ヒッチハイクをしてる 僕を迎えに行こう
自分には「先の知れた」未来しかないんだ、という思い込みを手放せば、そこからたくさんの未来の可能性が動き出します。
そのために必要なのは、自分を信じること。
つまり、リラックスした状態で、「いまここ」の自分自身が本来持っているポテンシャルを、そのまま認めること、なのではないでしょうか?
この曲はまさに、「悟り」から「ポスト悟り」の実践へと至るプロセスを歌っているように思うんです。
(MVの女の子、綾瀬はるかだったんですね!)
・奥田民生「イージュー☆ライダー」(1996)
2曲目は、奥田民生「イージュー☆ライダー」。
ユニコーンのボーカルとしてデビューしたのち、シンガーソングライターとして活躍する奥田民生ですが、彼の音楽の、肩の力の抜けた格好良さは唯一無二!
今回取り上げるのは、テレビ番組やCMのテーマとしても有名な人気曲、「イージュー☆ライダー」です。
何もないな 誰もいないな 快適なスピードで 道はただ延々続く 話しながら 歌いながら
バイクに乗って、ゆるゆると気ままに旅をしている様子が目に浮かびます。
大切なのは、この曲の主人公が、仲間と一緒になって、彼らの旅のプロセス事自体を楽しんでいること!
カレンダーも 目的地も テレビもましてやビデオなんて いりませんノンノン僕ら 退屈なら それもまたグー 名曲をテープに吹き込んで あの向こうの もっと向こうへ
カレンダーも目的地もない旅なんて、いつもスマホを手放せない私たちにとってはちょっと不安にも思えるけれど…
ナビの指示に従って急いで最短距離を走るのではなく、「いまここ」の一瞬一瞬を楽しむことを忘れないで、快適なスピードで進んでいけば。
最初にはっきりと目的地を決めてしまうよりもずっと、面白い景色が見られるかもしれないし、想定よりもずっと、遠くまでいけるかもしれません。
僕らは自由を 僕らは青春を 気持ちのよい汗を けして枯れない涙を 幅広い心を くだらないアイデアを 軽く笑えるユーモアを うまくやり抜く賢さを 眠らない体を すべて欲しがる欲望を 大げさに言うのならば きっとそういう事なんだろう 誇らしげに言うならば きっとそういう感じだろう
私は、この畳み掛けるような最後のサビ、本当に大好きなのですが…!
注目したいのは、ここで言われている「自由」や「青春」というのが、けっして過去の思い出や未来の夢ではなく、「いまここ」の感覚である、ということ!
「幅広い心」、「くだらないアイデア」、「軽く笑えるユーモア」、「うまくやり抜く賢さ」…
ここで歌われているすべての要素は、まず第一に「いまここ」の自分を満たすものでありながらも、確定的ではない、たくさんの未来の可能性に向かっていくエネルギーとなってくれるもの!
この曲のように、余裕を持って、それでいてパワフルに「人生の旅」を歩んでいきたいな、という気持ちになりませんか?
「いまここ」を満たすことを決して忘れずに、前進し続けること。
それが「人生の旅」を充実させる秘訣なのかもしれません。
(民生になりたい…!)
・嵐「ハダシの未来」(2003)
最後は、言わずと知れた!アイドルグループ・嵐の楽曲です。
1999年のデビュー以降、2020年をもって活動休止するまでずっと国民的アイドルとして駆け抜けた彼らは、本当に偉大だと思います。
個人的には、デビュー後すぐの、少しヤンチャな雰囲気の嵐が好きなのですが、この「ハダシの未来」も初期の名曲です!
この曲のキーワードである「未来のカケラ」。
それはまさに「いまここ」を満たす未来のエネルギーとして捉えることができるように思うんです。
ずっと忘れてた 臆病な毎日に 閉まったままの情熱で 崩れかけてた夢 歪みそうだったこの世界が ちぎれてく曖昧に 一秒ごとの瞬間を 笑いあえるんならいい
「閉まったままの情熱」、つまり、ある一つの確定的な「夢」だけを見すえて猪突猛進していくようなエネルギーでは、息切れしてしまうし、その「夢」が崩れた先には、絶望しかありません。
むしろ、「一秒ごとの瞬間を 笑いあえる」ような、「いまここ」重視のモチベーションが、人生を豊かにしてくれるような気がします。
でもそれは決して、未来を見つめないことではないんです!
リクツじゃなくて ムチュウになって こんなキモチ嘘じゃない 疲れたままのキモチ潤して走ろう 弾けるパッション! そうさNo Reason! 届きそうな明日へ 未来のカケラ集めて 行けばいい
前提となっているのは、「いまここ」の気持ちを大切にすること。
走り出す前に、もしも現状の心が疲れていたら、それを潤すことが最優先。
そして、「いまここ」から走り出すエネルギーとなるのが、「未来のカケラ」なんです!
「未来のカケラ」というのは、小さな、しかも複数ある未来。 それは、「いまここ」の延長としての「届きそうな明日」として、身近に感じられるからこそ、現在の自分を無理なく動かすエネルギーになるものなんです。
「いまここ」を楽みつつ、「未来のカケラ」をモチベーションにして前進していくスタンスは、まさに「ポスト悟り」の境地だと言えるんじゃないでしょうか?
( YouTube Premium会員の方のみ聴けます。ちなみに私は小さい頃から大野くん推し)
いかがでしたでしょうか?
日々の生活のなかで、なんだか元気がほしいなあと感じたとき。
ぜひ今回ご紹介した曲たちを聴いて、未来からのエネルギーを受け取ってみてくださいね🌟
次回は、メロコアの伝説的な名曲を、ポスト「悟り」的に分析します! お楽しみに😊