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「いまここ」を生きるための名曲たち② 〜 MAISONdes、木村カエラ、プリンセス プリンセス 〜


満開の桜は、何てないことのない日常に、ちょっとした魔法をかけてくれるように思います。

忙しい毎日のなかで、ほんの少しの時間でも、桜を見上げながらゆったり散歩をしてみると、「いまここ」のエネルギーチャージができるのではないでしょうか。

さて、今回は「いまここ」を生きるための名曲たち、女声ボーカル編!


聴いていると、自然に「いまここ」の自分に向き合うことができ、じんわりと元気が出てくるような楽曲を集めました🌸


春の散歩のお供に、ぜひ聴いてみてください♪




・MAISONdes「ヨワネハキ feat. 和ぬか, asmi」(2021)


1曲目は、「ヨハネハキ」。


昨年リリースされて話題になり、TikTokにおいて人気に火がついたこの曲。


私自身は、好きなアイドルがダンス動画を投稿していた時に、初めてこの曲を知りました。


ちょっとひねりのあるリズムとメロディー、そして甘めの声が、とても聴きごごちが良くて、人気の理由も分かる気がします。

今回は、この「ヨワネハキ」の歌詞を、主人公が「いまここ」の感覚を取り戻していくプロセスとして読んでみたいと思います。



 

裏路地の真ん中で 慣れない景色と好かない匂いに 私は覆われて 染まっていくんでしょ 私は怖がりで 知らないことには手を付けず 誰かがやって来て 毒味をするまで待っていた することは単純で マニュアル通りな生活を 来る日も淡々と過ごしていた


 

「私」は、「慣れないこと」「知らないこと」に手を出さないように生きています。


理由は、その方が安全だから。


過去の経験からはみ出さない範囲で、今を生きていれば、たしかに戸惑うことも危険なことも、起こらないかもしれないけれど。

かつてあった過去-代わり映えしない現在-同じような未来という、がっちりと決められた一本のルートから、抜け出すことができなくなってします。

 

そういやさそういやさ 昨日も夕飯 これだった そういやさそういやさ


 


毎日同じメニューを食べるようにすれば、たしかに失敗はないけれど、すぐ飽きてしまうし、面白味がないですよね。


恐れや不安からくるフィルターを通して世界を見ていて、新たな可能性にも、偶然の出会いにも、目の前に舞い降りる小さな奇跡にも気づくことができない「私」の状態は、「いまここ」を生きているとは言えないんです。



 

弱い音を吐いている 薄っぺらい人間です 一歩前に出るのはやめときます 絡まれたくはないからさ ため息ばっかでさ 吸う息足りないの きっとそう上手くはいかないけどさ 試しにちゃんと生きてみよう


 

これまでの生活から抜け出してみたい、ちょっと変わってみたい、と思った時から、その人の可能性は開かれていきます。


まず大切なのは、ゆっくりと一呼吸して、リラックスして、「いまここ」の自分の存在を認めてみることです。


社会の決まりや常識に従う、という意味での「ちゃんと生きる」ことはしなくてもいいから、「いまここ」を生きてみる。


「いまここ」の小さな喜びに目を向ければ、毎日の充足感はぐっと上昇するはずです!






・木村カエラ「リルラ リルハ」(2005)


2曲目は、「リルラ リルハ」。


歌手・モデルとして活躍する木村カエラによる、2005年のシングルです。


当時、特にティーンにとってはカリスマのような存在だったように思います(私も大好きでした!)


とてもまっすぐで明るい彼女の声は、なんだか聴いているだけで元気になってくるし、ギターとドラムの尖った音もかっこいいんですよね。


今回は、この曲の歌詞が持つ、「いまここ」性に注目します!



 

とまどいが 訪れる 時に限って 自分をなぜだか 苦しめてる そんな時こそ やさしさ あげたいの


 

慣れない出来事にとまどい、悩んでいる時。


自分を見失ってしまって、周囲にもきつく当たってしまうことってありますよね。


それは、様々な要因によって「いまここ」の感覚を失ってしまっているから。


何が起きたとしても、柔軟な意識でそれを受けとめ、楽しめるだけの余裕や安心感は、「いまここ」から生まれるんです。



 

私のおまもり お花 マーガレット ひたむきで 可憐な かわいい花 私の支え 心が強くなる


 


自分が好きな、かわいい花をゆっくりと眺めるような、そんな小さな幸せの時間こそ、「いまここ」の私の「おまもり」であり、「支え」。


前向きなモチベーションを持って日々を歩んでいくには、「いまここ」を満たしていくことが、何よりも重要なんだと思います。




 

忘れないで 見つめることを 忘れないで 感じることを 今できるでしょう? 今しかない この時間を あなた次第で REAL LIFE 流れゆく REAL HEART 変わりゆく


 


私たちの生は、一瞬一瞬の「いまここ」の積み重ね。


だからこそ、過去の記憶や未来のヴィジョンや、激しい感情のドラマや、自分だけの思い込みにとらわれて、「今しかないこの時間」をないがしろにするのはもったいない!


今」のこの時間を、フラットに見つめ、五感で感じとってみること。


そうやって発見できる、「いまここ」の流動性、その変動性を楽しみながら、歩んでいくこと。


それが、ほんとうに自分らしい人生、そして本来の魂の望み(=REAL LIFE, REAL HEART=リルラ リルハ)を実現していく、たったひとつの方法なのかもしれない、と思います。




(天才的にかわいいな!!!)


・プリンセス プリンセス 「Diamonds」(1989)

最後は、やや時代を遡って…


ガールズバンド・プリンセス プリンセスの大名曲、「Diamonds」です!


ミリオンを達成した大ヒット曲で、世代問わず知っている方も多いと思います。


今回、改めて歌詞を分析してみると、その深さに驚かされました…!



 

冷たい泉に 素足をひたして 見上げるスカイスクレイパー 好きな服を着てるだけ 悪いことしてないよ 金のハンドルで 街を飛びまわれ 楽しむことにくぎづけ ブラウン管じゃ分からない 景色が見たい


 

この曲の主人公は、毎日を楽しむことにとても貪欲。


ビルがそびえる都会の街で、新しい刺激を求め、日々飛び回っています。


でもそこには、自分を見失って遊びほうけるような、刹那は感じません。




 

針がおりる瞬間の 胸の鼓動焼きつけろ それは素敵なコレクション もっともっと並べたい 眠たくっても 嫌われても 年をとっても やめられない


 

新しいレコードに針を落とし、待ちに待った一音目を聴くような、未知の可能性にわくわくしている瞬間の気持ち。


この主人公は、そんな「いまここ」の積み重ねこそが人生だと知っているからこそ、「いまここ」を感じ、それを楽しむことに対して、真っ直ぐなんです。


 

ダイアモンドだね AH AH いくつかの場面 AH AH うまく言えないけれど 宝物だよ あの時感じた AH AH 気持ちは本物 AH 今 私を動かしてる そんな気持ち


 

一瞬一瞬を楽しむことは、後先考えない、自暴自棄の状態とは違います。


「いまここ」の自分を満たすことは、自分が持っている可能性を開いていくための近道。


「いまここ」を純粋に楽しむ感覚を積み重ねていくならば、それは固定化された過去の記憶でも、中身のない幻想でもなく、私たちの原動力となる可能性の結晶(=「ダイアモンド」)として、人生に作用しつづけてくれるんです。



 

何にも知らない AH AH 子供に戻って AH AH やり直したい夜も たまにあるけど あの時感じた AH AH 気持ちは本物 AH 今 私を動かすのは ダイアモンド


 


人生をやり直すことは、決してできません。


ただし、「いまここ」に立ち返ればいつも、私たちには新しい可能性に開かれているし、その都度その都度、ある意味で生まれ変わることができるのだと思います。


「いまここ」の一瞬一瞬を大切に積み重ねていくなかで、無限の可能性を秘めた結晶を、私たちの内部で生成しつづける。


その結晶を原動力として前に進む。

その不断のプロセスこそが、ダイアモンドのように豊かな輝きに満ちた人生のかたち、なのかもしれません。





(当時の日本の雰囲気を反映したMV、いま見ると逆に新鮮で、素敵ですよね)

「いまここ」を中心にした「時間と観念」シリーズは、いったん、今回で完結です!


アセンション期と言われる現代において、「いまここ」において人生を創造していくという考え方は、非常に重要なものであると思います。


ご紹介した名曲たちを通して、「いまここ」の可能性を感じていただけたら、とても嬉しいです☺️